Cure
|
|
Cure 個人的に色々試した情報や通院で得た情報を書き留めてあります。 情報提供やご意見もお待ちしてます。 病院へ行こう 良い病院、悪い病院を外見で見分けるのは困難です。 いくつかの病院を回り、受診してしっかり話を聞くほか無いでしょう。 金額や通院期間のことも、しっかり話しておくことをお勧めします。 また初めての病院に行くときはこのようなテキストを印刷していくと、無駄が減ります。 (経験上、腱鞘炎の通院は悲しくなるほど同じ事の説明の繰り返しになりがちです。) 薬局で手に入る薬 一般の薬局で売っている腱鞘炎の薬は、殆どの商品の成分がインドメタシンになっていると思います。 とりあえず痛みは止まりますし、病院に行っても処方されることも多いようです。 塗り薬(ゲル、クリーム)、湿布と種類は色々ありますが、効能や副作用は変わりません。 副作用に関しては一般的な薬と同じく、適切な容量を守っていれば過剰に心配する必要はありませんし、どんな薬でも過度の連続利用は危険をはらんでいます。 おおざっぱな説明になりますが、インドメタシンとは炎症を起こす物質を抑制するための成分で、痛みの原因を取り除くことは出来ません。 勿論一般的な薬と同じく、長期連続使用によって効果は薄れていきます。 インドメタシン系の薬の力に頼って治療するのは非常に難しいと思います。 Taping(キネシオテープ) テーピングは色々あります。 腱鞘炎関係で良く話題に上るのがキネシオテープですね。 自然療法詳しくは上記サイト内の解説ページにありますが。 リンパ液云々で新陳代謝を上げられるとは思いません。(多分軽い運動や、お湯に患部を浸ける方が血流量は上げる効果があるはずです) 個人的な体感でも患部の固定によって症状が和らいだ程度の効果でした。 ただ、風呂にはいってもはがれにくい、収縮率がよい、通気性が良い等と優れている点がありますので、指などの良く動かす部分のテーピングとしてお勧めです。 アイシング スポーツの応急処置としていわゆるR.I.C.E.と言うものがあります。 休める、冷やす、圧迫する、高く保つ。これらは腱鞘炎などの関節の痛みにも有効です。 腱鞘炎になった人の悩みの一つに『冷やせばいいのか暖めればいいのかわからない』と言うのものがありますが、基本的には新陳代謝をあげた方がいいので暖めるのがベストだそうです。 従って冷やすタイミングは関節を酷使した直後です。 腫れて疲労した患部を冷やすことで、痛みや炎症を抑えることが出来ます。 アイシングは洗面器に水を張って氷を入れたり、ビニール袋に氷水を入れて、冷たいという感覚がなくなるまで患部に当てるといった方法で、簡単にできます。 適温は0度程度ですが、長時間(20分以上)冷やしすぎないようにだけ注意してください。 終わった後にお湯で暖めたり、マッサージをすることで、縮んだ血管が膨れ上がり、血流量を増加させる事も出来ます。 添え木 添え木も役に立ちます。特に油断してすぐに指を使ってしまう人には、指を休ませるという点だけでも意味があります。 これもやり方は簡単で、割り箸などを患部に当て、テープで数カ所固定するだけです。 締め付けすぎて血が止まらないように、また添え木で怪我をしないようにだけ注意しましょう。 ちなみに長時間使うと割り箸は結構痛いので、DIYの店で適当なプラスチックや金具を買ってくることをお勧めします。 アイスについてくる木製スプーン、使用済み100円ライター等も意外と使えます。 サプリメント 各種栄養剤は今やどこでも入手できます、関節に良いと言われる物もいくつかありますね。 いきなり個人的な話ですが、約3ヶ月飲み続け、体感では全く効果は感じられませんでした。 と言っても普段の食生活がインスタント中心という方には効果があると思います。 関節や軟骨に良いとされている栄養素としてコラーゲン、コンドロイチン、グルコミンサン(酸ではありませんので注意)等があります。 特にコラーゲンの粉末は匂いが強く飲みにくいので、苦手な人は錠剤を探すと良いでしょう。 握力増強 整体の先生に伺ったのですが、腱鞘炎になる人は、握力が非常に低い事が多いそうです。 手の筋肉の持久力を上げることで、腱鞘炎を防ぐのも一つの方法ではないでしょうか? もちろん、いきなりのハードトレーニングで、本来休ませるべき手を痛めてしまわないよう注意する必要があります。 その時教えて貰った方法は、お風呂の中でゆっくり手の開閉を繰り返すというものです。 最初は10回程度から症状や筋力にあわせて徐々に増やしていくと良いでしょう。 もう少し負荷が必要な人は、300円程度でハンドグリッパーが手に入りますので、自分にあった重さの物を購入すると良いでしょう。 少ない負荷で長時間トレーニングすれば、筋持久力の増強、強い(適切)な負荷でトレーニングすれば、握力の増強になるはずです。手の調子を見ながら自分にあった方法を探してみてください。 マッサージ 欧米では腱鞘炎についての研究も活発で(腱鞘炎による経済損失が年数億円にも上ると言われています)かなり詳しい文献がそろっているのですが、日本は専門医も殆どおらず、資料も手に入りにくい状況です。 独自のマッサージ法等もあるらしいので、読める方はアマゾンなどで購入されてはいかがでしょうか? ……もちろん僕は読めません。 基本的なマッサージとしては、お風呂などで患部を暖め、三つの指関節を全て、指ではさんで一つずつ丁寧に揉んでいけばいいでしょう。出来るだけ毎日、痛くない日も行ってください。 疲労→冷却→暖めてマッサージといった流れで、前述のアイシングの直後などに行うのも効果的だと思います。 チタンテープについて…… チタンテープで症状が緩和されたという方もいるとは思いますが、個人的には疑似科学として否定的な立場を取らせていただきます。上記のキネシオテープの項目に書きましたが、血行だけなら軽い運動をしたり、温水に手を浸した方が早いです。 例えばチタンテープを販売しているファイテンのサイトを見てください。 「人間の体には微弱な生体電流が流れており、脳から全身へ、全身から脳への情報伝達はすべて電気が行っています。ところが何かの拍子で電流が乱れると、筋肉が硬直し血流も悪くなり、いろいろな障害が起きるのです。その生体電流を整え電気を安定させるために研究した結果、有効なエネルギーとしてチタンに着目し、商品化したわけです」(ファイテン且ミ長・平田好宏氏)説明の必要はないと思いますが、神経伝達はチタンを貼るだけで簡単に整ったり狂ったりはしません。 一例の科学的証明もないマイナスイオンと同じで、世の中には疑似科学があふれかえっています。 『使うな』なんて事はいいませんが、利用する前に一度調べてみてはいかがでしょうか? back |
|